top of page

ペネトレーションテスト(pentest)とは?目的・手法・実施方法までやさしく解説

  • 執筆者の写真: シースリーレーヴ編集者
    シースリーレーヴ編集者
  • 2024年10月30日
  • 読了時間: 11分

更新日:8月7日

こんにちは!c3reveです。


「ペネトレーションテスト(pentest)とは何か?」

と悩んでいる方へ。


企業のセキュリティ対策を強化し、サイバーリスクから守るために重要なペネトレーションテスト(pentest)をご存知ですか?「ペネトレーションテストって一体何?」と思っている方も多いと思います。本記事では、初心者でも理解しやすい内容で、ペネトレーションテストの基本概念や実施のメリットを解説します。具体的なセキュリティ対策がわかり、企業のセキュリティ強化に役立つ情報を掲載しているので企業のデータや顧客の信頼を守るため、ぜひご一読ください!



目次

 ペネトレーションテストの定義
 なぜペネトレーションテストが重要なのか

 セキュリティホールの可視化

 セキュリティ対策の策定と改善

 脆弱性診断とは?

 ペネトレーションテストとの違いとそれぞれの利点

 外部ペネトレーションテスト

 内部ペネトレーションテスト

 ホワイトボックステスト

 ブラックボックステスト

 準備フェーズ

 実施フェーズ

 報告フェーズ

 代表的なペネトレーションテストツール

 各ツールの特徴と使用方法

 テストの費用対効果

 選び方のポイントと注意点


1,ペネトレーションテストとは?基本概念と重要性

ペネトレーションテストとは?基本概念と重要性

ペネトレーションテストの定義

ペネトレーションテスト(pentest)は、システムやネットワークの脆弱性を発見し、実際に攻撃者が利用する方法で攻撃を試みることで、その脆弱性を突き、システムの防御力を評価する手法です。これは「侵入テスト」とも呼ばれ、特にサイバーセキュリティの分野で重要視されています。


なぜペネトレーションテストが重要なのか

現代のビジネス環境では、サイバー攻撃の脅威が増加しています。ペネトレーションテストを実施することで、システムの脆弱性を早期に発見し、適切な対策を講じることができます。これにより、重大なセキュリティインシデントの発生を未然に防ぎ、企業の信頼性と安全性を確保することが可能です。


ペネトレーションテストの実施で得られる主なメリット

ペネトレーションテストを実施することで、次のような効果が得られます。

  • 顧客データの保護:サイバー攻撃によるデータ流出リスクを未然に防ぎ、顧客の信頼を確保

  • ブランドの信用向上:高度なセキュリティ対策を講じている企業として、安心感を提供

  • 運用効率の向上:潜在的な脆弱性を事前に修正し、トラブル発生時の対策コストを削減


「セキュリティ対策はコストがかかる…」と考えがちですが、攻撃が発生してから対処するよりもはるかに効率的です。シースリーレーヴ株式会社無料相談で、最適なセキュリティ対策プランをご提案します。 

 



2,ペネトレーションテストの目的と効果


セキュリティホールの可視化

ペネトレーションテストは、システム内のセキュリティホールを明確に可視化します。実際の攻撃シナリオを使用してテストを行うことで、防御策の有効性を評価し、どの部分が改善を必要としているかを具体的に理解できます。これにより、リソースを最も必要とする部分に集中することが可能です。


実際に某大手企業では、ペネトレーションテストを実施したことで重要なデータベースの脆弱性が判明し、事前に対策を行ったことでデータ流出のリスクを回避しました。

「テストを実施してよかった」というご感想を多くいただいております。

テスト内容の詳細が知りたい方はこちら ➤ 無料相談はこちら


セキュリティ対策の策定と改善

ペネトレーションテストによって特定された脆弱性は、企業が具体的かつ効果的なセキュリティ対策を策定するための貴重な情報となります。脆弱性が明らかになれば、それに対処するための対策を計画・実装し、組織のセキュリティレベルを高めることができます。



3,ペネトレーションテストと脆弱性診断の違い


脆弱性診断とは?

脆弱性診断は、システムの脆弱性や不備を網羅的に把握するためのプロセスです。これには、自動化ツールを使用してシステム全体をスキャンし、既知の脆弱性を特定することが含まれます。診断結果は通常、リスクの大きさに基づいてランク付けされ、対応の優先順位を決定するために使用されます。


ペネトレーションテストとの違いとそれぞれの利点

ペネトレーションテストは、実際の攻撃シナリオに基づいてシステムの脆弱性を実践的に検証する点で、脆弱性診断とは異なります。

脆弱性診断は広範なシステムスキャンにより多くの脆弱性を発見することができますが、実際の攻撃がどのように行われるかを示すことはできません。一方、ペネトレーションテストは実際の攻撃者の視点からシステムを評価し、防御策の効果を具体的に検証できます。


ペネトレーションテストと脆弱性診断のちがいについてより詳細に知りたい方は下記ブログをご覧ください


4,ペネトレーションテストの種類と手法

ペネトレーションテストの種類と手法

外部ペネトレーションテスト

外部ペネトレーションテストは、 インターネットからアクセス可能なシステムやネットワークに対して実施されます。これには、公開されたWebサイトやサーバ、ネットワーク機器が含まれます。攻撃者が外部からどのように侵入できるかを評価することで、外部の脅威に対する防御力を確認します。


内部ペネトレーションテスト

内部ペネトレーションテストは、内部ネットワーク内での脅威を評価します。内部の従業員や侵入者が内部ネットワークにアクセスできた場合にどのような攻撃が可能かを評価し、内部からの攻撃に対する防御策を強化します。


ホワイトボックステスト

ホワイトボックステストは、システムの設計書やソースコード、ネットワーク構成図などの詳細情報を事前に共有して実施されます。この手法では、システムの内部構造を深く理解した上でテストを行うため、脆弱性をより詳細に検出しやすくなります。


ブラックボックステスト

ブラックボックステストは、システムの内部情報を一切知らされずに実施されるテストです。テスターは、外部からシステムに侵入しようとする実際の攻撃者と同様の立場でテストを行います。この手法では、未知の脆弱性を発見することが目的となります。


どのセキュリティテストを実施すればいいか分からないという方はお気軽にご相談ください。

御社に最適なテストプランの提案をしております。

費用対効果に優れたプランをご用意していますので、初めての方でもお気軽にご相談ください。

セキュリティ対策

5,ペネトレーションテストの実施プロセス


準備フェーズ

ペネトレーションテストの準備フェーズでは、テストの計画を策定し、テスト対象の選定と環境設定を行います。テストの目的や範囲、リスク評価基準を明確にし、テストを円滑に進めるための準備を行います。


実施フェーズ

実施フェーズでは、情報収集から始まり、攻撃シナリオの実行、モニタリング、データ収集を行います。テスターは、システムの脆弱性を発見し、それを利用して実際にシステムに侵入しようと試みます。この段階では、システムへの影響を最小限に抑えるため、慎重にテストが行われます。


報告フェーズ

報告フェーズでは、テスト結果を分析し、詳細な報告書を作成します。報告書には、発見された脆弱性の詳細、攻撃シナリオ、影響の範囲、推奨される対策などが含まれます。最終的な報告書は、関係者に共有され、今後の改善策の基礎として使用されます。



6,ペネトレーションテストのツールと技術


代表的なペネトレーションテストツール

ペネトレーションテストには、様々なツールが使用されます。代表的なツールには、以下のものがあります。

  • Metasploit: 最も広く使用されているペネトレーションテストツールで、攻撃ベクターを自動化する機能を持つ。

  • Nmap: ネットワークスキャニングツールで、ネットワークの脆弱性を発見するために使用される。

  • Burp Suite: Webアプリケーションのセキュリティテストに特化したツールで、脆弱性の発見と攻撃シナリオの作成に役立つ。


各ツールの特徴と使用方法

  • Metasploit: 攻撃者の視点からシステムをテストし、脆弱性を悪用するためのプラットフォーム。使いやすいインターフェースと豊富なモジュールが特徴

  • Nmap: ネットワークのスキャンとマッピングを行い、潜在的な脆弱性を発見するためのツール。ポートスキャンやOS検出機能を持つ

  • Burp Suite: Webアプリケーションの脆弱性を発見するためのプロキシツール。インターセプト、スキャン、攻撃シミュレーションなどの機能がある。




7,ペネトレーションテストのコストと選び方


テストの費用対効果

ペネトレーションテストの費用は、テストの範囲、深度、使用するツールや技術によって異なります。一般的には、外部ベンダーによるテストが主流であり、費用は数十万円から数百万円に及ぶことがあります。費用対効果を評価するためには、発見された脆弱性の数や重要度、対策に要するコストを考慮する必要があります。



選び方のポイントと注意点

ペネトレーションテストのベンダーを選ぶ際には、以下のポイントに注意が必要です。まず、ベンダーの実績と信頼性を確認すること。過去の実績や顧客の評価を参考にし、信頼できるかどうかを判断します。また、提供されるサービス内容と費用対効果を比較し、自社のニーズに合ったプランを選択することが重要です。さらに、契約前にテストの詳細な計画を確認し、期待する結果を明確にしておきましょう。



弊社では、的を絞ったレポートを作成している為、他社よりも低価格でご案内することが出来ます。

また、実施状況に合わせて2種類のプランを選ぶことができますので、どちらも他社と比べると非常に安価な価格で実施できます。


一度お気軽にご相談ください。

ペネトレーションテストご相談


8,まとめ: ペネトレーションテストで企業セキュリティを強化しよう


ペネトレーションテストは、システムの脆弱性を実際の攻撃者の視点から検証し、セキュリティ強化に役立ちます。テストによってセキュリティホールが可視化され、具体的な対策が策定可能です。脆弱性診断と異なる実践的な手法により、効果的なセキュリティ対策を実現できます。企業の信頼性を高めるために、専門ベンダーによるペネトレーションテストの導入を検討しましょう。




ペネトレーションテスト(pentest)ならシースリーレーヴ株式会社へ

ペネトレーションテスト(pentest)ならシースリーレーヴ株式会社へ


シースリーレーヴ株式会社では、世界で活躍する実績豊富なホワイトハッカー集団「Nullit(ナルト)」による侵入テスト(ペネトレーションテスト)を低価格で提供しています。これまでに中小企業様から、大手企業様まで数多くご依頼をいただき、お喜びの声をいただいております。


低価格でご提供できる理由は、「的を絞ったレポート」にあります。


なぜ他社より安いの?

弊社のサービスが低価格な理由としては、脆弱性診断とポイントを絞った結果のレポート作成に重きを置き、高額の理由となる事前打ち合わせや綺麗なレポート作成に時間をかけていないためです。


なぜ他社より安いの?


発見された脆弱性の深刻度・概要・影響度・修正方法をレポートで確認でき、必要に応じて再検査依頼やセキュリティ対策を講じることが可能です。


ペネトレーションテストの費用は60万円〜120万円〜と、実施状況に合わせて2種類のプランを選ぶことができ、どちらも他社と比べると非常に安価な価格で実施できます。

また、実績も国内某大手企業から海外の企業までと、幅広く行っております。

​スマートスキャン

ディープスキャン

料金

60万円


120万円

実施期間

実施期間3日間

3~7日間

特徴

  • 個人情報の漏れや脆弱性の有無を診断、レポート提出

  • 本番環境実施可能

  • ツール、手動検査

  • 個人情報の漏れや脆弱性の有無を診断、問題があった場合は原因を調査、レポート提出

  • 本番環境実施可能

  • ツール、手動検査

さらに侵入テストのほかに、毎月実施できる「定期診断サービス」や「セキュリティ対策」などのオプションも用意されているので、安心してサイバー攻撃の予防ができるでしょう。


また、申し込み後、最短5日でテストを開始できるので、時間をかけられない方や最小限の手続きで済ませたい方にもおすすめです。



ご相談はこちら


無料でダウンロード頂ける資料もぜひご参照ください。



資料ダウンロード


最後まで読んでいただきありがとうございました!

 
 
ブログサムネ(ペネ) (2).png
最新記事
bottom of page